空き家にかかる維持費ってどのくらい?専門業者が詳しく解説します

空き家にかかる維持費について知りたい方はいらっしゃいませんか。
使っていない空き家にどれ程の費用がかかるのでしょうか。
そこで今回は、空き家の維持費について、詳しくご紹介します。

 

□空き家にかかる維持費の内訳について

空き家にかかる維持費にはどんなものがあるのでしょうか。

1つ目は固定資産税です。
固定資産税は、建物を持っている人に必ずかかる税金ですよね。
これは、土地や建物の固定資産税の評価額に対して、1.4パーセントの税率がかかります。

2つ目は、都市計画税です。
これは、市街化区域に指定されている地域で発生する税であり、固定資産税に対して最大3パーセントかかります。
自治体によって違うので、確認が必要でしょう。

3つ目は、電気代と水道代です。
空き家は使っていないから、電気代と水道代はかからないとお考えの方が多いのではないでしょうか。

しかし、空き家を維持するための管理や掃除の時に、電気や水道が必要ですよね。
そのため、電気代と水道代の契約が必要になります。
電気代は電力会社によって、水道代は自治体によって異なるので、確認しましょう。

4つ目は、火災保険と地震保険です。
地震や火災によって起こった近隣への被害や、後片付けに保険は欠かせません。
特に古い空き家は、耐震に弱かったり、放火による火事が起きたりする場合が多いので、火災保険と地震保険が必要でしょう。

その他に、遠方に住んでいる人は交通費がかかります。
また、空き家の修繕費もかかるでしょう。
例えば、窓ガラスの交換や屋根の張り直し、外装の塗り直しがあります。

このように空き家の維持には様々な費用がかかるのです。

 

□特定空き家にかかる固定資産税について

特定空き家は、空き家等対策特別措置法で成立されたもので、適切に管理されていない空き家が特定空き家に指定されます。

もしも、特定空き家に指定されたら固定資産税はどのように変わるのでしょうか。
一番大きなデメリットとして、土地にかかる固定資産税の優遇措置が適用されないことが挙げられます。
つまり、空き家を維持する費用がより大きくなるということです。
これは所有者の方にとっては大きなダメージですよね。

このことから、特定空き家に指定されないために、空き家の適切な管理をしましょう。

 

□まとめ

空き家にかかる維持費についてご理解いただけたでしょうか。
空き家を使わなくても、これだけの費用がかかります。
そのため、空き家を所有する場合は、どのくらいの費用がかかるのかしっかり把握することが必要でしょう。
また、様々なトラブルに備えて、しっかりと空き家を管理しましょう。

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