不動産の売却をご検討の方へ！売却時期についてご紹介します！

不動産を売却したいとお考えの方の中には、いつ売却しようか決めかねている方がいらっしゃると思います。
今回は、不動産の売却時期について紹介します。

□空き家を売却する時期の考え方について

一般的に、空き家を売りやすいタイミングとしては年度末が挙げられます。
なぜなら、新学期や新年度が始まる前は進学や就職、転勤といった理由で不動産購入の需要が高まるからです。
この時期に空き家を売りに出しておけるように計画を立てると良いでしょう。
また、規模は少し小さくなりますが秋にも同じように人の移動が見られるため、もし年度末に売りに出すのが難しいようでしたら、タイミングを秋に合わせるのもおすすめです。

次に、自分の引っ越しに合わせるのも良いでしょう。
売りに出す住宅に現在も住んでいる場合、新しい引っ越し先のスケジュールに合わせて売却を進める必要がありますよね。
仮住まいの時期や二重ローンといった状態をうまく回避できるようにスケジュールを組みましょう。

□売却時期を検討する際の注意点について

ここまで住宅の売却を行うおすすめの時期について紹介してきましたが、あまり時期にこだわりすぎてしまうと逆に時期を逃す場合があります。
住宅の売却について検討する理由というのは人それぞれ異なるでしょう。
例えば、住宅ローンがいくら残っているかは人それぞれ異なりますし、子供の進学や独立といったイベントも各家庭でタイミングが異なります。

自分にとってのベストの売却時期について検討する際は、ここで紹介する注意点を参考にしてみてください。

＊ローンの残債と売却価格のバランスを考える

一戸建てやマンションのような不動産は、築年数が浅いほど高く売却できます。
しかし、住宅ローンが多く残っている状態での売却には注意が必要です。

予想売却価格と住宅ローンの残額を知り、ローンの完済とその後の生活に支障が出ないかどうかを検討しましょう。
例えば、売却価格がローンの残債を下回るような場合の売却はおすすめできません。

築年数が浅い場合でも、不動産会社に査定を依頼して金額について比較検討してから判断するのが良いでしょう。

＊売却の6ヶ月前から動き始める

不動産を売却するためには、一般的に3〜6ヶ月くらいかかると言われています。
そのため、住み替えを考えている方は引っ越しの半年前を目安に動き始めると良いでしょう。
時間に余裕がなかったり、時間的に制限があったりする中では自分に不利な売却になる可能性が高いです。

焦って売却を進めなくても良いように、余裕がある予定を立てましょう。

□まとめ

今回は、不動産の売却を検討されている方に向けて、売却時期の考え方や注意点について紹介しました。
売りやすい時期や家族事情を考慮したタイミングなど様々なパターンで検討してベストな選択をしましょう