空き家の防犯対策について不動産のプロが紹介します！

空き家をお持ちの方の中には、防犯対策に不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
本記事では、手軽にできる防犯対策の方法と、空き家の管理や処分の方法に関しても紹介します。

□手軽にできる防犯対策を紹介！

まずは侵入しづらい環境を作りましょう。
例えば、自転車やエアコンの室外機といった室外に放置しているものを片付けておくことが大切です。

このようなものが家の周りに放置されていると、侵入する際の足場として利用される場合があるからです。
今後使う予定がないものに関しては処分したり室内に片付けたりするだけでも、外部からの侵入の対策になりますよ。

次に、郵便物に関して手続きを行っておきましょう。
例えば、空き家のポストから郵便物や広告が溢れている場合、その家に人の出入りがないことが相手に分かってしまいますよね。

郵便物に関しては局留めにしたり、転送の手続きを取ったりすることで、空き家のポストに溜まっていくことを予防できるでしょう。

ただし、ダイレクトメッセージやポスティングの広告に関しては完全にストップさせられないため、自身でこまめにチェックしに行ったり、巡回サービスを利用したりすることをおすすめします。

次に、防犯サムターンを設置する方法も有効です。
防犯サムターンとは玄関のドアの内側に設置するアイテムです。
具体的には、鍵をかけるつまみの周りに付けるアイテムで、ドアスコープを外した穴や、ドリルで空けた穴から鍵を開けられることがないようにする防犯アイテムです。

この防犯サムターンは数百円程度で手に入れられるため、ぜひ早めに設置しておきましょう。

空き家で発生する空き巣被害はちょっとした心がけで防げるため、小さいことでもできるだけ多くの対策を行いましょう。

□空き家を放置するとどうなる？

昨今では、少子高齢化や核家族化に伴って空き家の数は増え続けています。
そのため、適切に管理されていない空き家の数も増え続けており、犯罪の危険性も高まっていると言えるでしょう。

空き家をそのまま放置し続けていると、行政指導を受ける可能性があります。
空き家の管理について困っている方や、今後もどうしたら良いか分からない方は、不動産として売却することを検討してはいかがでしょうか。

空き家は持っているだけでも維持費や税金などのコストがかかります。
売却することでそういったコストをカットできるなど、メリットは大きいですよ。

□まとめ

今回は空き家をお持ちの方に向けて、防犯対策について紹介しました。
空き家をお持ちの方は、狙われにくい環境を作りましょう。