空き家をお持ちの方へ!正しく管理する方法とは?

空き家の管理は難しいですよね。
費用や手間の問題で、ついつい空き家を放置してしまっている方も多いと思います。
しかし、空き家はしっかり管理しないと、価値が下落したり、近隣トラブルに発展したりしてしまいます。
そこで今回の記事では、空き家を管理する方法について解説します。

 

□空き家を管理する目的とは?

空き家を管理する目的は、主に2つあります。

1つ目は、建物の劣化の進行を遅らせることです。
空き家を放置していると、内部に湿気がたまってしまい、劣化の進行が早くなります。
そのため、定期的に訪れて空気を入れ替えて、湿気を逃がす必要があります。

2つ目は、建物の異常を早い段階で発見することです。
建物の状態を確認してみると、「雨漏り」、「外壁のはがれ」、「軒裏の破損」などが見つかるかもしれません。
これらの異常は早めに対処しておかないと、近隣トラブルに発展してしまう可能性があるでしょう。

 

□空き家を管理する方法をご紹介!

*ご自身で管理する

ご自身で空き家を管理する一番のメリットは、コストを抑えられることでしょう。
例えば、空き家と比較的近い距離に住み、月に2回程度通えるのであればご自身で管理できます。
実際に空き家を管理する際には、主に5つのことを行いましょう。

1つ目は、空気の入れ替えです。
空き家に到着したら、まずは窓を開けて空気を入れ替えましょう。
換気を行うことで、湿気を防止し、シロアリやカビの発生を防げます。

2つ目は、通水です。
排水口の下は、「封水」と呼ばれる水がたまる構造になっています。
封水は下水の悪臭を防ぐ役割がありますが、蒸発してしまっていると効果がありません。
そのため、定期的に水を流して封水を蒸発させないようにしましょう。

3つ目は、ゴミ拾いです。
ゴミ拾いをする際は、道路や隣地にゴミや落ち葉が飛び散っていないかもチェックしましょう。

4つ目は、清掃です。
電気を止めている場合は掃除機を使用できないので、ほうきやゴミ袋を置いておくと良いでしょう。
犬や猫などのフンが散乱していないかも確認するようにしてください。

5つ目は、目視確認です。
空き家のさまざまな場所を見てまわり、異常がないかをチェックしましょう。
特に台風や大雨の翌日には、しっかりと確認することが大切です。

 

*管理会社に依頼する

空き家が遠方にある場合や、管理の時間が確保できない場合は、管理会社に依頼するのがおすすめです。
管理会社は、空き家を定期的に巡回して、一連の管理業務を行ってくれます。
専門的な知識をもとに管理するため、安心して依頼できるでしょう。
不動産会社でも管理を実施している場合があるため、ホームページなどで確認してみてください。

 

□まとめ

空き家を管理する方法について解説しました。
それぞれの状況に合わせて、ご自身で管理するのか、管理会社に依頼するのかを選択しましょう。
空き家の管理にお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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